日記 2020/6/9 初夏の鍋

今日の東京は夏日だとか。そんな日に鍋を作る。しかも今日を含めて四日分。

 

 

あれは二週間前、5月最後の日曜日。八百屋でキャベツより白菜が安かった。いやこれは公平な比較じゃないな。丸一個のキャベツより白菜1/4の方が安かった。量と日持ちを考えればキャベツの圧倒的勝利だ。

しかしその日は、丸一個のキャベツを散々持て余した挙げ句にやっと全部消費したタイミングだった。キャベツより白菜に惹かれ、評価が甘くなってしまうのも仕方がない。

野菜はスープにして数日分をどかんと作り置きするのが常で、白菜1/4 はちょうど使い切れるサイズなのもいい。そういえば未開封の稀釈タイプの鍋の素がある。来年の冬まで保管するかと思っていたが、いい機会だし使ってしまおう。そう思って大根とネギ、手羽元を一緒に購入。そしてその夜、季節外れの鍋を煮た。

鍋の素を使ったのだから美味しさは保証済み。最近は塩しか入ってないスープばかりだったから、久し振りの旨味調味料が尚更嬉しい。〆の煮込みうどん最高!

 

しかしここで問題がひとつ。鍋の素、二回分入ってるので、その時には使い切れなかったのだ。

 

というわけで、本日は再びの鍋である。先日の土日は、酒に堕落して買い出しと作り置きをサボったため、しぶしぶ平日夜に料理する羽目になった。いつもは作り置きを温めるかコンビニ弁当か、あるいはフライパンひとつで作るパスタなので、仕事から帰ってくたくたの状態で包丁を握るのは、私にしては珍しい。

 

昼間の気温は夏でも、幸い夜はまだ涼しい。扇風機の風をガンガン浴びながら食べる鍋も美味いもんですよ。